「もしも」は突然に。
健康診断も問題なかったし、入院なんてそうそう無いはず!
今まで大きな病気やケガもなく、30年余り過ごしてきましたが、
7月は人生ではじめて入院をしてしまいました。
原因は「蜂窩織炎(ほうかしきえん)」。
ほんと、痛かった…
この病気についてはまた別で書きたいと思いますが、
この入院を経て、「もしも」の時の備えって大事!と思ったのでまとめたいと思います。
健康に過ごしている時こそ、入院を想定した準備を!
私自身がそうだったように、健康に過ごしている時は、
入院を想定した準備なんて考えたこともない、という方が多いと思います。
事前に入院予定が決まっており、準備期間があれば、
必要なものを調べたりできますが、
私の場合、救急外来を受診したあと、そのまま入院になってしまったので、
入院生活で必要なものは、家族に準備してもらうことになりました。
事前に入院に必要なものをリスト化できていれば、
準備をお願いする側も、準備する側も対応しやすかっただろうな…と反省。
健康に過ごしている時こそ、「もしも」の時に備えた準備、
入院に必要なものリストを家庭で1つ準備してみませんか?
3日分の入院を想定したリストを準備しよう
今回私は10日間の入院になりましたが、同じ病室に入院されていた方の中には、
日帰り~3日間くらいの短期入院の方も結構いたようです。
また荷物を置けるスペースも限られているため、
3日分くらいを目安に、必要なものをリスト化するのがちょうど良いかなと感じました。
今回の入院で必要だったもの・あると便利だったものをまとめてみたいと思います。
入院生活で必要なもの
□健康保険証・診察券
□お薬手帳・処方された薬
□パジャマ
□下着
□タオル
□洗面用具・歯ブラシセット
□お風呂セット
□ビニール袋
□コップ
□お箸・スプーン
□箱ティッシュ
□スリッパ
□お茶や飲料水(500mlのペットボトル入り)
処方された薬を飲んでいる場合は、入院期間中に飲んで大丈夫か確認しましょう。
パジャマは病院着があれば不要になりますが、準備しておくと安心です。
タオルはフェイスタオルとハンドタオルなどサイズ違いで持っておくと便利です。
毎日変えるものなので、家族がなかなか病院に来れない場合は、
少し多めに準備しておいたほうが良いかもしれません。
洗面用具や歯ブラシ、お風呂セットは、旅行用に売られているセットだと
1週間ほどは持つので、短期の入院の場合は十分でしょう。
ビニール袋は洗濯物を入れたり、ゴミ袋にしたり結構使いました。
大小で少し多めにあると良いかもしれません。
コップは割れない素材のものが◎、
毎食使うお箸などは、洗う必要のない使い捨ての方がおすすめです。
入院中は動き回るのが大変…という状況になることも多いです。
できるだけ楽に使えるものを選ぶと良いと思います。
必要に応じてあると便利なもの
□ボールペン・クリアファイル
□マスク・のど飴
□羽織りもの
□ウエットティッシュ
□メガネ・コンタクトレンズ
□携帯充電器
□イヤホン
□パソコン
□ポケットWifi(テザリングできれば不要)
□雑誌や本
ボールペンやクリアファイルは、
入院の手続き書類の記入や控えの保管の際に持っておくと便利です。
病室は一定の気温で保たれていますが、結構寒く感じたり、乾燥していました。
のどのケアや体温調整に、マスクやのど飴・羽織りものを持っておくと安心です。
病室でテレビを観たり音楽を聞く場合は、
周りの方に配慮し、イヤホンの使用が必須です。
仕事などでパソコンを持ち込みたい場合は、
念のため持ち込み可能か確認してからにしましょう。
入院の時に必要なものは、A4の紙1枚分で十分収まる内容だと思います。
たった紙1枚ですが、このリストがあれば「もしも」の時に、
急な出来事で動揺しても、対応しやすくなると思います。
リストの保管場所
リストを作成したら、家族にも保管場所を伝えておく必要があります。
我が家は、入院→保険の手続きの確認をひとまとめで分かるように、
医療保険の書類を入れているファイルに保管することにしました。
加入している保険の内容によって、入院日数などに応じて給付金を受け取れる場合があります。
給付申請を行う場合は、手続きに必要な書類(診断書など)を
入院している病院に書いてもらう必要が出てくるので、
家族に申請手続きについて、問い合わせしてもらうと、準備しやすくなると思います。
まとめ
「もしも」の時が来ないのが一番良いですが、
備えがあれば、「もしも」の時が来てしまった場合でもスムーズに対応でき、
気持ちの面でも少し余裕が出てくると思います。
日々健康に過ごせることの大切さを考えるきっかけとしても、
家族で話しながら、入院に必要なものリストを準備してみてはいかがでしょうか。