「家に近づくとエアコンが自動作動。帰宅したら快適な温度に。」
「誰もいないときに、自動でエアコンや照明をOFFに。」
そんな一度は夢見た家電をIoT化して自動で操作したい!
そんな願いを手軽に実現できるスマートリモコンを使いはじめて、早1年半ほど経ちました。
スマートリモコンとは?
お家のリモコンをスマホで操作できるようにする機器。
リモコンさえあれば、昔の家電も使えて賃貸住宅でも活用できる優れモノです。
我が家で愛用しているスマートリモコンは「Nature Remo(ネーチャ リモ)」という商品です。
使い始めて、よかった点は、
- リモコンをスマホ1つにでき、机がスッキリと。
- リモコンが行方不明になって探す手間がありません。
- 電池切れで替えがないといった心配もなくなりました。
- 同じアカウントを使って、家族それぞれのスマホで操作できリモコンを定位置に戻すわずらわしさもなくなりました。
スマホの操作方法は?
実際の操作画面はというとこんな感じです。
エアコンやテレビはボタンや操作が多く、画面のようになりますが、照明や扇風機は電源ON、OFF程度なのでスッキリした画面になります。
スマホ画面なので、よく使うボタンだけを押しやすい位置に移動したり、持ち替えることなくスクロールして片手ですべてのボタンが押せて便利です。
日時やGPS(位置情報)、センサーで家電を自動化
スマートリモコンの本領発揮と言える家電の自動化。
ネットに繋がっているため、日時やGPS(位置情報)を使った操作、また機器についてるセンサー(温度・湿度・照度・人感)を使って家電を自動操作できます。
例えば、
- 消し忘れに気づいても家の外から家電をOFFに
- 帰る前にエアコンで室温を快適に
- 家に近づくと照明をON
- 深夜になるとテレビや電気を自動でOFF
- 暗くなったら照明をON
- 温度が30度になったら冷房をON
など、いつの日か夢見たハイテクな生活が送れます♪
ちなみに我が家ではこんな設定にしています。
リモコンの設定方法は?
リモコンの登録は簡単です。
- アプリの左上の「+」を選択
- 「新しい家電を追加する」を選択
- 一覧から追加する家電を選択
- NatureRemo本体にリモコンを向けてボタンを押します
- ボタンが認識されたら、アイコンと名称を設定して完了です
ボタンが多く複雑なエアコンとテレビはメーカーを判別して自動で登録されるので、とても楽です。
本体の設定については、公式サイトに動画を使った丁寧な説明がありますので、気になる方はそちらをご覧ください。
https://nature.global/jp/tutorial
「Nature Remo(ネーチャ リモ)」 について
「NatureRemo(ネーチャリモ)」を選んだ理由
- シンプルな本体のデザインが部屋になじむ
- スマートスピーカーと連動できる
- センサーが4つもあり、活用できそう(温度・湿度・照度・人感センサー)
- 利用料が無料(IoTは月額など利用料がかかるものもあります)
- 日本で開発していて、Facebookでユーザーとコミュニケーションを取り改良している。
- 他アプリと連動できるIFTTT(連携アプリ)に対応している
- APIを公開している
現在は様々なスマートスピーカーも出てますが、当初はIFTTT連携できるものがほとんどなく、画期的でした。
コスパについて
値段は1万円ちょいと値が張りますが、大活躍しているので個人的には満足です。
私が購入した2018年2月ごろはまだ発売されていませんでしたが、廉価版の「Remo mini(リモミニ) 」も出ているようです。
こちらは温度センサーのみで、日時やGPS(位置情報)の3つの条件設定となります。
設定ルールを見てもわかる通り、各センサーはわたしも使いこなせてないので、miniでもよかったかも。。
せっかくのセンサーですので、使い方を試行錯誤中です。
< 追記:2019年11月 >
メーカーの価格改定でお値ごろになっているようです。
それぞれ2000円くらい下がってます。
【改定内容】
Nature Remo: <改定前>11,980円(税前)→<改定後>9,980円(税前)
Nature Remo mini:<改定前>8,980円(税前)→ <改定後>6,980円(税前)
設置に必要なこと
「ウチも家電を自動化を検討しよう!」と思われた方は、わたしの経験からも含めて設置についての条件など必要事項を記載しますので、参考にされてください。
無線ネット環境(Wi-Fi)
スマートリモコンとスマホを繋げるため、無線ネット環境が必須です。有線LANは接続できません。
スマートフォンやタブレットなどアプリが対応した端末
アプリをインストールできるスマホやタブレットが必要です。
現在はiPhoneやiPadに対応したiOSアプリとAndroidアプリがあります。
リモコン付きの家電
昔から一般的に利用されている赤外線リモコンである必要があり、壁なども通り抜けるレーザー式のリモコンは利用できません。
操作する家電全体が見渡せる設置場所
スマートリモコンは家電を赤外線通信で操作するため、リモコンと一緒で壁など障害物があると家電を操作できません。
そのため、操作したいすべての家電にリモコンが届く場所への設置しないといけず、他の部屋を操作したい場合は各部屋にスマートリモコンの設置が必要です。
コンセント(電源)
充電式ではなく有線なので、設置場所も近くにコンセントが必要です。
以上を踏まえて、我が家では壁に宙吊りして使ってます。
購入検討の一助になれば幸いです。
気になった方は「スマートリモコンを使って1年半。活用法や困った点。」も併せてお読みください。
今回、紹介した商品
Nature Remo(ネーチャ リモ)
Nature Remo mini(ネーチャ リモミニ)
詳しい商品についての情報はメーカーサイトをご覧ください。
https://nature.global/jp/nature-remo